2018年10月11日

[ポエム]VR空間にも「スマートフォン」が欲しい

VR空間にも「スマートフォン」が欲しい。
この「スマートフォン」というのは、いわゆる現実のスマホそのものではなく、概念的なものである。
どういうことか。

皆さんは、電車内で暇な時や、他人と話している最中にふと思った調べたいことが現れた時、
あるいは、他人が作業し終わるのを待っていて手持ち無沙汰な時、何を取り出すだろうか。
大体の人はスマートフォンを取り出すと思う。

では、VR空間ではどうだろうか。VRゲームの最中なんかには暇はないが、
例えばVRChatなどでのロード待ちや、ふと他の人を待つ時、オンラインゲームでのロビーなど。
あるいは会話していて知らない単語が出てきた時。

一応、スマホ的なものは使える。
例えば(私はHTC Viveを使っているので)Steamメニューのブラウザが使える。
が、これだと、言ってしまえば新聞を目一杯目の前に広げるようなもので、会話中や
周囲の様子を見ながら使うものではない。あと操作が大変。

OVRDropという手もある。これはVR空間内にデスクトップのウィンドウを浮かべることができる。
...が、常に視界に、あるいは空間内に存在する。あと操作しにくい。

あと一つは、HMDの隙間から実際のスマートフォンを見ることだ。アホらしいが一番便利。

逆に言えば、「必要な時に取り出せる」「視界のじゃまにならない」「操作しやすい」を兼ね備えるものが中々ない。

VR空間で、どんなゲームでも使えるスマートフォン的なものを実現しようとすると以下のものが必要になる。
・コンテンツ
・表示装置
・入力装置

コンテンツは一番単純で、こう言うと何だがブラウザを乗せれば良い。
近代的なブラウザエンジンを乗せれば、HTML5とJavaScriptで概ねのことはできる。

表示装置は、とりあえずSteamVRならばOpenVR Overlayを使えば、どんなゲームでも関係なく
視界の一番手前に追加表示してくれる。

問題は入力装置だ。
スマートフォンの快適な操作性をサポートしているのは直感的なタッチパネルである。

現在のVRには2つ問題がある。
1つは、入力装置としての快適性である。
現在のVR入力機器は、手の大まかな位置を取得するにとどまっており、指の位置を細かく検出するのには向いていない。
主に親指をベースに細かい操作をするスマートフォンの再現は難しい。
ただし、タッチパッドやスティックを使って多少ゲーム的 or ガラケー的に操作することは可能かもしれない。

もう一つの、そして一番の問題点は、VR入力装置はゲームと切り離せないことである。
VRコントローラ、トラッカー、(あとキーボード、マウス、ゲームコントローラー)は、VRゲームに干渉する。
これリダイレクトして、拡張ソフトウェアでのみ扱えるようにする手段は
(かなり無理やりなものを除いて)存在しない。

スマートフォンを触っていたと思ったら歩いていた、とか、椅子に座らされていたとか、
そういった体験は現実ではありえないが、VR空間だと容易に起こりうる。

正直、この入力装置を解決すれば、簡単に実現できそうだと思っている。
誰かやってくれないかなぁ...
posted by gpsnmeajp at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感
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